インドネシアで生活していると、果物をより手軽に食べられることがとても楽しいです。今回はインドネシアの食生活に欠かせない果物を紹介します。
インドネシアでよく食べられる果物は?
実際にインドネシアでは、どんな果物が食べられているでしょうか?インドネシア政府の調査によると、年間支出金額の多い果物は以下の通りです(*①)。
・バナナ
・ミカン、オレンジ
・ランサ
・ドリアン
・リンゴ
・ランブータン
・パパイヤ
・サラック
・スイカ
・マンゴー
3位にランクインしたランサは、マレーシアやタイなどでも見られる熱帯果物で、ぶどうのような食感と酸味のある爽やかな味が特徴です。外皮は新じゃがのような大きさや見た目ですが、少し爪を立てるだけでツルとむけ、半透明でツヤツヤした果肉を簡単に取り出すことができるので、無心で食べ続けてしまうこともあります。その食べやすさと、手軽な価格が人気の要因だと考えられます。
サラックは、ヘビの鱗のような外皮が特徴で、「スネークフルーツ」とも呼ばれています。果肉は白く、3~4つの房に分かれており、甘酸っぱい味と果汁の少ないリンゴのような食感が特徴です。
日本でよく食べられる果物との比較
・バナナ
・リンゴ
・ミカン
・スイカ
・梨
日本とインドネシアの両国で1位にランクインしているのはバナナですが、日本で消費されるバナナの多くはフィリピンなどからの輸入品であるのに対し、インドネシアはバナナの生産量がインド、中国に次ぐ世界第3位で、ほぼ100%の自給自足が達成されています。インドネシア国内では、道脇の小さな畑や庭先にバナナの木が生えている光景をよく目にします。バナナについては、別記事でさらに詳しくレポートする予定です。
果物の旬とインドネシアの季節
インドネシアには、10月~4月の雨季と、5月~9月の乾季という二つの季節があります。多くの果物は雨季に収穫期を迎えるため、雨季をさらに細かく分けて「ドリアンの季節」「マンゴーの季節」と呼ぶこともあります。特にドリアンは、1月~2月の旬になると街の至る所に特設の販売スペースができ、多くの人が購入している様子を見かけます。中には、コンビニの店内で販売されていることもあります。
ただし、ドリアンは独特の強い香りがあるため、公共交通機関への持ち込みは禁止されており、専用の禁止マークが掲示されています。
インドネシアで手軽に果物を楽しむ
インドネシアで生活していると、日本にいるときよりも果物を手軽に楽しむことができます。その要因の一つは、価格の手頃さです。例えば、旬のマンゴーは1kg あたり15,000ルピア(約150円)、メロンは1kgあたり 20,000ルピア(約200円)で購入できます。
屋台でも手軽に果物を楽しめます。インドネシアでの果物の食べ方として「ルジャック」というものがあります。ルジャックは、パパイヤ、メロン、マンゴー、パイナップルなどのカットフルーツに、甘辛のソースをかけて食べるフルーツサラダのようなものです。このソースは、椰子砂糖や魚醤ペースト、唐辛子などから作られており、フルーツの酸味とよくマッチして、爽やかな味わいを楽しめます。屋台では5,000ルピア(約50円)でお椀一杯分ほどの量を購入できるため、生徒にも人気のおやつです。